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★腋毛未処理の女子を主人公にした腋毛小説です。

★おすすめは、
第5章  腋毛舐め自慰(1)
第6章  腋毛舐め自慰(2)
第11章 全てをさらけ出した姿で絶頂
第12章 最高の交わり
第13章 3対1の蹂躙
です。

★第2、3、14、15章以外の章にはイメージ画像もあります。

★腋毛と陰毛を描写した通常バージョンのほか、それ以外の体毛も描写した毛深バージョンもあります。
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西野夜月

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第1章  美人講師 

 授業が終わった後、担当の講師と話し終えた深沢孝一は、長峰伸司の席に近づき、声をかけた。
「伸、めし食いに行かない? なんか腹減っちゃったよ」
 だが、伸司の様子がおかしい。「うん……」と生返事をするのだが、椅子に座ったまま前かがみになって、机に突っ伏している。
「どしたの? 腹でも痛いの? 」
「うん、ちょっと……」
 そこに戸田吉博もやってきて、問う。
「どうした?」
「腹具合、良くないみたいだよ」
 孝一が伸司に代わって答えた。
 吉博は伸司の顔を覗き込む。
「別に顔色は悪くないじゃん。朝、クソしてねえんじゃねえの?」
「いや、そういうのとはちょっと違うんだ」
 伸司は否定した。
「じゃどうしたの? 吐きそう?」
 孝一が尋ねた。
「まあ、ちょっと休んだら良くなるから……」
 伸司の答えは要領を得ない。
「大丈夫かい? 医務室行くか?」
 孝一は心配そうだ。


 そんなやり取りをしているうちに、ほかの学生は皆教室を出て、残っているのは伸司たち三人だけになった。
「あのさ、相原先生のことだけどさ」
 伸司が切り出した。
「あの先生、腋毛剃ってないよ」
「ええーっ」
「うそっ、マジ?」
 孝一と吉博は身を乗り出した。
 「相原先生」というのは、先ほどまで三人が受けていた「英書購読Ⅱ」の授業を担当する、この大学の非常勤講師、相原久美子だ。
 愛らしい顔立ちに、真面目で大人しい雰囲気を漂わせた美人だ。
 年齢は28歳だが、一見したところ20代前半に見える。学生に混じって授業を受けていても違和感はないだろう。
 それだけではない。久美子は腋臭だった。その匂いは、授業中、最後列の席にまで漂ってくるほどだった。しかも、久美子自身は腋臭を気にしていないのか、それとも鼻が麻痺しているのか、匂いを消して授業に出てくることは一度もなかった。
 久美子ほどの美人がそんな体臭を発散していては、腋臭好きな者にとってはたまらない。何人かの男子学生は、授業の後、久美子に質問を持ちかけるのを口実に教卓までやって来て、そのかぐわしい体臭を嗅ぐのだった。
 三人もまた、いつもそんな行動をとっていて、それがきっかけで親しくなったのだ。そして普段から久美子のことを噂しては、「相原先生とやりてーなー」などと口走っている。
「先生の腋毛、見たんかよ!?」
 吉博が伸司に尋ねた。
「うん。相原先生、今日は半袖着てたろ? 授業中、時々髪の毛を触ってたから、そのとき袖口から見えた」
「で、どうだった? 濃かった?」
 孝一が尋ねた。
「ボーボーだったよ。もう真っ黒。超エロかった」
「うそっ、あんな可愛い先生がボーボー!?」
「すっげー。俺も見たかったなー」
 吉博と孝一のテンションが上がる。
 三人は毛深い女をタイプとしていた。とりわけ、腋毛を好んでいた。彼らは自分たちを「サークル毛(け)」と呼んでいた。
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 名簿の並び順で割り当てられた伸司の席は、前から三番目、左から二列目の位置にある。それに対し、孝一の席は最後部の真ん中、吉博は孝一の右斜め前だ。
 その日、久美子が着ていたのは白い半袖ブラウスだった。袖の長さは一般的な半袖より短く、二の腕が三分の一ほど隠れる程度だった。袖口は広く開いていて、腕と袖の間に指が何本か入るぐらいだった。
 従って、久美子が腕を開いて髪を触ると、伸司の席からは彼女の袖口の中が覗けるのだが、他の二人からは角度が悪くて見えにくい。ラッキーな席に座る伸司は、女の最も淫靡な部分の一つを目にすることができたのだった。
「それに、先生のブラウス、腋の下が汗でグッチョリ濡れてたよ」
 伸司が、そう続けた。
「おお、それは俺もさっき見た。あの汗染み、舐めてーな」
「ほんと、グッチョグチョだったよ。それに、腋臭の匂いも、いつもより強かったし、たまんねーよな。あ゙ー、先生の腋の下に鼻突っ込んでクンクンしてー」
 孝一と吉博は盛り上がった。さきほど、彼らは久美子のところに質問に行ったとき、既に彼女の腋汗の染みを見ていた。腕を閉じていても、ブラウスの二の腕や胸の部分にまで汗染みは広がっていた。それは、まるで洪水のようだった。
 そして、久美子自身もそれを自覚しているのか、恥ずかしそうに顔を赤く染めていて、それがなんとも言えず可愛らしく、彼らの欲情をそそるのだった。
「あっ、もしかして伸、先生の腋毛見てチン●ン勃っちゃったのか」
 孝一が気づいて言った。
 伸司が答える。
「そういうこと。勃ってたから、椅子から立てなかったんだよ」
「なーんだ、そういうことかよ。じゃ、もう我慢できないんじゃない?」
「うん。今のうちにトイレ行ってヌいてくるわ」
 伸司はそう言って席を立ち、膨らんだズボンの前をカバンで隠しながら教室を出ていった。


「あー、なんか俺も勃ちそう」
 吉博がそう言いながら、伸司の机に腰をもたせかけ、股間を手で押さえた。
「俺ももう半勃ちだよ。あの先生が腋毛生やしてるなんて聞いたら、興奮しまくりだよ」
 孝一は吉博の方を向いて、伸司のいた席の隣の椅子に座り、片方の肘を机に乗せた。
「だよな。しかもボーボーで真っ黒だってよ」
「かーっ、もう辛抱たまんねー」
「きっと毛深い体質なんだよ。あれだと多分下の方もジャングルだぞ」
「あー、あんなに可愛い顔して体が毛深いなんて、たまんねーな。先生の腋毛舐めながら中出ししてーよ」
 孝一はそう言って腰を前後に軽く振った。
「全くだ。俺たち『サークル毛』としては見逃せないよな。一度ナンバして、Hの方へ持っていってみるか?」
「うまくいくかな? あの先生、真面目そうだし、あんまりスケベなことには興味なさそうじゃん。第一、教え子とヤって、発覚するとまずいしな。あの真面目な先生が、危ない橋を渡るかな……」
「いやいや、外見に似合わずスケベってこともありうるぞ。……ただ、腋毛を伸ばしてるってことは、既に彼氏がいて、そいつの趣味で伸ばすように命じられてる可能性もあると思う」
 吉博がそんな推測を述べた。
「ああ、それはあるかもね。あんなに可愛いんだから彼氏ぐらいいるだろうし、もし彼氏がそういう趣味じゃないんだったら、剃るだろうしな」
「羨ましい彼氏だよな」
「まったく」
 二人は溜め息をついた。少しの間、やるせない空気が流れた。


「でも、せめて写真だけでも撮れねーかな。先生の腋毛の写真なら300回はヌけると思うよ」
 孝一がそんな提案をした。
「おお、それいいかも。でも、どうやって撮る?」
「そうだな……。授業中に盗撮って訳にもいかねーし、やっぱり直接頼むしか、ないだろうな」
「腋毛撮らせて下さいってか!?」
 吉博は冗談めかして言った。
「んなバカな。普通に写真を撮らせてもらって、そのついでに腋毛も撮っちゃうんだよ。例えば、さっきみたいな半袖を着てもらって、腕を上げるポーズをとってもらうとか」
「あー、なるほど。でも腋毛が見えるポーズは断られるんじゃないかな」
「その可能性はあるけど、でも腋毛が伸びてるのに半袖を着てるってことは、もしかしたら腋毛を見られるのを、それほど恥ずかしがらない性分なのかもよ。彼氏がいて、命令されてるとかじゃなくて。頼み込めば、なんとかなるかも」
「おー、なんか希望が出てきたな。それに、仲良くなったら、ヤラせてもらえるかも」
 吉博はそう言ってニヤリと笑った。
「ぐふふ。ヤらせてもらえたら最高だよな」


 こうして、久美子の写真を撮る計画が立てられた。
 それは、授業で分からないことがあるから、時間をとって教えてもらうという口実で、久美子の自宅を訪ね、勉強を教わるついでに撮影させてもらうというものだった。
 試験が近いこともあって、そんな頼みを持ちかけても、別段怪しくはない。
 もちろん、あわよくばヤラせてもらうつもりだ。
 三人は時間割で久美子の担当授業を調べた。彼女が、三人が受講していない授業を終えて構内を歩いているところに、偶然を装って通りかかり、英書のテキストの和訳について分からない所があるので教えてほしい、と頼むことにした。
 いつも自分たちが受けている授業の後での質問の機会を避けたのは、他の学生から余計な勘ぐりを受けるのを警戒したためだ。
 計画が実行に移されたのは二日後のことだった。
 三人の頼みを久美子は快諾してくれた。いつもの授業の後の会話を通じて、ある程度親しくなっていたことが幸いしたようだ。
 早速、日時が決められ、久美子の自宅の最寄り駅の前で待ち合わせることになった。




未分類 | 17:14:42 | トラックバック(0) | コメント(2)
第2章 毛深さの告白
 三人が久美子と会う当日。待ち合わせの時刻の10分前には、三人は駅前に集まっていた。こんな日に約束の時間に遅れるほど、ルーズな者などいないだろう。
 7月の陽射しの下、目の前のロータリーに出入りする車を見るともなく見ながら、三人はとりとめのない会話を交わしていた。すると、ロータリーにつながる通りの向こうから、丸顔の可愛らしい女が歩いてきた。久美子だった。
「先生、こんちは」
 三人は挨拶をした。
「こんにちは。ごめん、待った?」
 待ち合わせ時刻の少し前だったが、久美子は謝った。
「いえ、全然。俺たちも来たばっかりですから」 
 孝一が首を振りつつ、そう言った。
「そうなの」
「今日は、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくね」
 久美子は微笑んだ。柔和な笑顔だった。
 はっきりした眉毛は生まれつき少し吊り上がっていて、彼女の表情を引き締めている。だが、その下の目は優しく、内面の穏やかさが表れているようで、きつい印象は全くない。
(可愛い……)
 三人は心の中で嘆息した。もちろん、そんなことは今日に限ったことではない。
「お昼は食べたの?」
「はい、食べました」
 孝一が答えた。
「そう。私も食べちゃった」
 ロータリーの中心に立つ時計は、午後1時少し前を指していた。
「あの、これ、お菓子買ってきましたから、後でデザート代わりにどうぞ」
 伸司が手に持ったレジ袋を持ち上げて見せた。近くのコンビニで仕入れておいた菓子が何種類か入っていた。
「わあ、色々あるね。じゃ、後でみんなで一緒に食べよう」
 甘いものが好きな久美子は目を輝かせた。


 会話をしながら、三人は久美子の姿をそれとなく観察していた。
 久美子の服装は、伸司が彼女の腋毛を見たときと同じ半袖のブラウスに膝丈のスカート、それに白い靴下にスニーカーだった。
 久美子のそんな姿を見ただけで、彼女のブラウスの下に隠されているかもしれない腋毛が想像されて、早くも三人の下腹部の奥に重いざわめきが起こる。
 のみならず、可愛らしい久美子の顔立ちと、そんな彼女の体から放たれているとは、とても信じられない野性的な腋臭の匂いとの強烈なギャップに、三人の欲望は否応なく煽られるのだった。
(あ゙あ゙あ゙あ゙ーっ、可愛いっ。それに臭いっ……。可愛くて臭いっ。あ゙あ゙ヤリてえっ。たまんねーよっ……)
 三人は思わず、頭の中で久美子に抱きつき、腕を上げさせ、かぐわしい腋の下にしゃぶりつき、あるいは、いきなり蜜壺の中を往復した。


「じゃ、行こうか」
 久美子が言った。
「あ、は、はい」
 学生たちは我に返り、久美子とともに歩き出した。
 久美子と孝一が並んで歩き、そのすぐ後ろを伸司と吉博がついていく。
 吉博は、目の前の久美子を凝視した。考えてみると、彼女の後ろ姿をじっくり見るのは、これが初めてだった。彼女からの視線を気にする必要はないので、ガン見状態だ。
 久美子の髪型は、やや長めのショートカットだ。ボリュームが多めの髪がトップやサイドから後ろに流れる感じは、可憐というより格好良いという印象だった。
 吉博は彼女のそんなところにも魅かれていて、思わず心の中で(可愛い……)と溜め息をついた。
 久美子のブラウスには、中につけている白いブラジャーが透けていた。暑さのせいか、ブラウスの背中は部分的に汗で濡れていて、そこでは一層はっきりと、ブラジャーの白さが透け出していた。
 自分の前を歩いているので、腋臭の芳香も絶え間なく漂ってきて、鼻腔を、そして劣情を甘くくすぐる。
 久美子のそんな後ろ姿を見、体臭を嗅いだだけで、吉博は早くも股間の分身が硬くなり始めるのを覚えた。先生は、今日も腋毛を生やしたままだろうか……。腋毛を写真に撮れるだろうか……。あわよくばセックスもできるだろうか……。想像はあらぬ方向へ勝手に走っていく。
 ふと気がつくと、隣を歩く伸司も、燃えるような眼差しで久美子を見つめている。きっと、吉博と同じことを考えているのだろう。
 伸司も、吉博が自分の方に顔を向けたのに気づいた。吉博が、意味ありげにニヤリと笑いかけながら、みずからの下腹を軽くポンポンと叩くと、伸司も苦笑して、同じように下腹を叩いてみせた。
(もう半勃ちだろ)
(おう。こんなところで勃つなんて、困っちゃうよな)
と、無言で会話した。


 久美子に導かれて三人が着いたのは、マンションの一室だった。彼女の父親が賃貸用に所有している物件に、格安で住まわせてもらっているのだという。
 中に入ると、そこに充満していたのは久美子の甘い体臭だった。それを嗅いだ三人は、早くも彼女の体内に入り込み、柔肉に抱かれる妄想にとらわれて、頭がクラクラしそうになる。
 三人は、ダイニングを兼ねたリビングに通された。壁際に置かれた書棚に英文学関連の専門書が並んでいるほかは、特に変わったところのない、こざっぱりとした部屋だった。南向きの窓から、午後の明るい光が射し込んでいる。
 ダイニングテーブルを囲んで椅子に腰掛けると、久美子がテーブルにコップを並べ、ペットボトル入りのアイスコーヒーを入れてくれた。三人も、買ってきた菓子のパッケージを開けてテーブルの上に広げ、久美子に勧めた。


 しばらく菓子をつまみながら雑談をしたあと、頃合をみて伸司が持ちかける。
「ところで、折り入って先生にお願いがあるんですけど」
「なに?」
「先生の写真、撮らせてもらえませんか?」
「写真? どうして?」
 久美子は少し首をかしげた。そんな仕草も可愛らしい。
「実は俺たち三人とも、先生が好みのタイプなんですよ」
「えーっ、うそー」
 久美子はちょっと驚いたようなリアクションをしつつも、満更でもなさそうだ。
「本当ですよ。週一回の授業でしか会えないなんて寂しいから、せめて写真だけでも一緒にいたいんです」
 孝一が気取った台詞で、そう説明した。
「え~、そうなの? ……でも、写真は、なんだか恥ずかしい……」
「恥ずかしがることないですよ。こんなに可愛いのに」
「そんな、おだてても何も出ないよ」
 久美子はそう言いつつも、「可愛い」と言われて嬉しそうな様子だ。
「いいですよね? お願いします」
 吉博が畳み掛けるように言った。
「うん……。じゃ、いいよ」
「おおっ、ありがとうございます」
「ここで撮るの? それともどっか外に行く?」
「ここで撮ります」
 チャンスが一歩一歩、近づいてきた。三人は胸を高鳴らせながら、スマホやカメラをポケットから、あるいは自分のカバンから取り出す。英書のことなど、最初から彼らの念頭にはなかった。この美人講師の腋毛のほうが、はるかに重要だ。
「じゃ、ちょっと立ってもらえますか?」
 伸司が促し、久美子は椅子から立ち上がった。


「じゃ、撮りますよ。ニッコリ笑ってください。……おお、可愛いですね」
 スマホを操作しながら、孝一が久美子に尋ねる。
「ところで、先生は、彼氏は、いるんですか?」
 久美子が答える。
「彼氏? いないよ」
「へーっ、彼氏いないんですか。いそうに見えるけど」
 伸司が驚きの声を上げた。
 久美子は微笑みながら、軽く目を伏せた。
「募集中なの……。誰かいい人、いないかな……」
 久美子はそう言うと、頬に赤い色を浮かべた。
 これは、誘いの言葉かもしれない。三人は勝手に期待を膨らませ、それぞれ心の中で叫ぶ。
(チャンス!!)
(キタキタキターッ!!)
(セックスだ!!)
 なんとも、気が早い。だが、人間の考えることなど、いつも同じだ。
「じゃあ、俺たち三人、先生の彼氏に立候補しますよ。三人まとめて、面倒見てください」
 伸司が、頭の中で全裸の久美子に勃起を抜き挿ししながら、そう言った。これも気が早い。
「えっ、そんな、三人いっしょに?」
 久美子は目を丸くした。
「そう、三人いっしょに。もう、俺たち、先生の大ファンなんですよ……。いいっすよね」
「でも、……私、講師だから、学生とつき合って、バレると面倒だし……」
 三人の期待に反して、消極的な反応だ。それに対して、吉博が言う。
「そんなの、バレやしませんよ。あ、こっちにカメラ目線、お願いします」
 孝一も、励ますように言う。
「大丈夫ですよ、先生。……ほら、もっと笑って笑って」
 とりあえず、久美子に彼氏がいないことが分かって、三人は先行きに明るさを見出していた。
 とはいえ、久美子とセックスまで出来るかどうかはまだ分からないが、それは後の問題として、今は彼女の腋毛を撮影することに注力することにした。


 そうやって更に何枚か撮ったところで、三人は久美子に片手で髪を触るポーズをとらせた。何枚か撮る。だが、腋が開いていない。
「じゃ、もうちょい、腕をこう開いて、髪をかきあげて下さい」
 伸司が自分の腕で手本を示しながら言った。言うまでもなく、袖口の中が見えるようにするためだ。
 いよいよ、美人講師の腋毛が見られるかもしれない。三人は心臓を高鳴らせた。
 だが、久美子はためらう。
「え、……それは……」
「どうしたんですか?」
 孝一が尋ねた。
「それは、ちょっと……」
 久美子は目を伏せた。
「だめですか?」
「私、あの、……お手入れしてなくて……見えちゃうから」
「何がですか?」
 何が見えるかなど、三人とも分かりきっている。だが、吉博があえて意地悪く、そう質問した。
 久美子は頬を赤らめながら、小声で告白する。
「……その……わ、腋の下の……ヘアーが……」
 その言葉は三人の耳より先に、股間に響いた。
 腋の下のヘアー……。なんという恥じらいに満ちた、しかし図らずも欲情をそそる言い回しだろうか。
 しかも、久美子は「腋の下のヘアー」の手入れをしていないことを、みずから白状してしまったのだ。そのことが一層、三人の興奮に拍車をかけた。
 いま目の前にいる美人講師が、腋の下に未処理の茂みを蓄えている……。この清楚な白いブラウスの下に、真っ黒な腋毛が隠されている……。そして、彼女が腕を開けば、それが自分たちの目の前にさらけ出される……。そんなイメージが三人の脳裏に沸々と湧き起こり、性欲中枢を刺激した。
 一方、恥じらっているところをみると、久美子は腋毛を見られるのを気にしない性分というわけでは、なさそうだ。
 では、人に見られる可能性があるのに、なぜ腋毛を伸ばしたまま半袖を着ているのか、それは分からなかった。


 孝一が言う。
「先生、そんなの、全然気にしないでいいですよ。誰でも自然に生えるんですから」
 だが、気にしないでいいなどと言いつつ、孝一の股間は、既に目に見えて膨らみ始めている。もちろん、他の二人もだ。
 これでは下心丸出しではないか。言行不一致だ。いや、言棒不一致だ。もっとも、棒はいつも持ち主の言うことなど聞いてはくれないが。
 久美子は一瞬、孝一の膨らみに目をやったが、何も気づかない振りをして、再び視線を落とした。
 吉博が孝一の言葉を受けて、諦めずに言う。
「そうそう、先生ほどの美人なら、生やしてた方がずっとセクシーですよ」
 伸司も加勢する。
「俺たち、腋毛を生やしてる女性が好きなんですよ。是非撮らせてください」
「……でも、写真に撮られるのは恥ずかしいから……」
 久美子は困惑した表情で言った。
「そこをなんとか。お願いします」
 孝一が食い下がった。だが壁は厚い。
「……ごめんなさい……」
 久美子は拒んだ。


(やっぱ無理か)
 吉博と孝一が諦めかけたとき、すかさず伸司が提案した。これも予定通りの行動だ。
「じゃ、撮影は無しにして、見るだけでもお願い出来ませんか?」
「……見るだけ?」
「はい。どうしても見たいんです。先生みたいな美人が、腋の下の毛を生やしてる姿を」
「……でも、私……すごく濃いから、恥ずかしい……」
 しかし、そんな恥じらいの言葉も、却って三人を刺激するばかりだった。女の口から、みずからの腋毛が「すごく濃い」などという言葉が発せられては、興奮するなという方が無理がある。
 三人の頭の中で、この美人講師の「すごく濃い」腋毛がありありと想像された。下腹部の奥で欲望と興奮が渦を巻いた。
 それに耐えながら、吉博が懇願する。
「濃ければ濃いほど、魅力的ですよ。どうかお願いします」
「……でも、あんまり濃くて、女じゃないみたいなの……」
 久美子は、自分が言葉を発するたびに、三人を一層狂わせているという自覚が全くないまま、抵抗した。三人の欲望は、淫靡な波状攻撃に爆発寸前だ。
(あああっ、こんなに可愛いのに、腋毛が濃くて女じゃないみたいだなんて……たまんねえよ……)
 吉博は心の中で悲鳴を上げた。
 久美子の言葉を受けて、孝一が手を合わせて頼み込む。
「それは素晴らしい!! 俺たちはそういう女性を待ってたんですよ。むしろ、腋毛のない女性の方が、却って幻滅ですよ。どうか見せて下さい。この通りです」
 久美子は少しの間、困惑した表情で考えると、決心したように口を開く。
「……じゃあ……いいよ。見るだけなら」
 ついに壁は崩れた。
「ありがとうございますっ!!」
 三人は一気に高揚した。撮影ができなくても、見ることができれば、目的は半分は達成されたようなものだ。





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第3章  黒い茂み
 伸司と孝一が久美子の右斜め前から、吉博が左斜め前から熱い眼差しで見守る中、久美子は両手を耳の後ろあたりに当てながら、おずおずと両腕を開いた。
 緊張しているのか、ブラウスの腋の下が汗でぐっしょりと濡れている。その上、腋臭の汗のせいで、本来は白い布地が黄色く着色していた。
 恥ずかしさから、久美子の顔は赤く染まっている。
 久美子はしかし、いったん上げかけた腕をすぐに下ろしてしまった。
「やっぱり、恥ずかしい……」
「大丈夫ですよ。この三人は先生のことも、女性の腋毛も好きですから」
 孝一が久美子の気持ちをサポートした。
 久美子は目を伏せたまま、再びゆっくりと腕を上げていき、頭の後ろで両手を重ねた。二の腕が学生たちの方を向き、ブラウスの袖口が三人に向かって開くと、その中に漆黒の茂みが姿を現した。
「おおおーっ!!」
「すっ、素晴らしいっ!!」
「あああっ、俺もう駄目だあっ!!」
 三人は感嘆の声を上げた。心からの叫びだった。股間のものも力強く屹立する。
 ブラウスの袖の中で、黒々と生い茂った美人講師の腋毛が、強烈に存在を主張していた。彼女の白い肌とはあまりにも対照的な黒さだった。
 毛の量は半端ではなく豊かだった。汗で濡れているのに、肌に貼りつかないほど一本一本が硬く、そして強く縮れ、立っていた。
 生えている範囲は、上は袖口の近くにまで達していた。下はどこまでなのか、袖口からは見えなかった。
 久美子のブラウスは、半袖の中でも袖が短めで、その上、袖口も広く開いている。なので、腕をもっと高く上げると、毛が袖口からはみ出してしまいそうだ。
 真面目で大人しく、愛らしい顔立ちの久美子に、これほど黒く逞しい腋毛が生えているとは、三人には想像もつかないほどだった。


 久美子の羞恥は頂点に達していた。
(ああぁ、袖の中、覗かれてる……。私、男の子に腋の下の毛、見られてる……。ああだめ、恥ずかしいよ……。そんなにじっと見ないで……)
 だが、久美子の気持ちなどお構いなく、伸司が次の要求を突きつける。
「もうちょっと、腕を高く上げてもらえますか?」
「え、……でも……」
 久美子はためらった。これ以上、腕を上げると、毛が袖口からはみ出てしまうことは、久美子自身、分かっていた。
 だが、三人の興奮は止まらない。
「お願いします」
 孝一も頼み込んだ。
 結局、久美子は強く恥じらいながらも、要求に従った。困惑しきった顔で、水平より少し上を向いていた二の腕を、さらに上に向けた。
「……こ、こう?」
 予想通り、黒く、縮れた腋毛の房が袖口の外に顔を出した。
「ほおおおー……」
 三人は感嘆した。
(ああだめ……毛が外に出ちゃう……)
 久美子の赤い顔には汗が噴き出し、鼻の頭や頬がツヤツヤと光りだした。
 普段は真面目で優しい美人講師が、恥じらいに顔を染めながら教え子の目の前で両腕を上げ、濃密に生え揃った腋毛を視姦されている……。それは、この上なく淫靡な光景だった。
 吉博が言う。
「あああぁ、先生、本当に濃く生えてますね。最高ですよ」
「あんまり、見ないで……。恥ずかしい……」
 久美子は、人に見られることに最も恥じらいを覚える腋毛を、三人もの男に穴の開くほど観察されて、顔から火の出るような気持ちで目を伏せた。


 三人は息を荒くしながら、久美子の腋の下に顔を近づけた。
 ムンムンと漂う、彼女の濃厚な腋臭の匂いを胸一杯に吸い込む。チャーミングな顔立ちと、ケモノのような匂いの強烈なギャップを堪能しつつ、観察を続ける。
 三人の男に鼻を鳴らして体臭を嗅がれ、久美子は思わず半歩、後ずさりした。
(ああぁ、腋の下の匂いまで嗅がれてる……。私、腋臭なのに、そんなに嗅がないで……恥ずかしいよ……。この子たち、腋臭の匂いも好きなの……?)
 久美子は視線を斜め下に落としながら、腋毛を観察され、体臭を嗅がれる羞恥に耐えた。
 伸司と孝一が、そんな久美子の気持ちを見透かしたように言う。
「ああああ、先生の腋臭の匂い、すごくセクシーですね。……先生、恥ずかしがらなくていいんですよ。クンクン、ああああぁ、クンクン……」
「俺たち、ずっと先生の腋臭の匂いに憧れてたんですよ……。クンクン、はあああぁ、ほんとにいい匂いだ……」
(ああぁだめ、そんなに嗅いじゃいや……)
 だが、恥じらう久美子に、吉博が更に追い討ちをかける。
「先生、汗っかきなのも魅力的ですね。こんなに腋の下を汗でぐっしょり濡らして……」
「!! ……(そ、そんな、……ああ、いや……恥ずかしい……もうだめ……)も、もう許して……」
 久美子の腋毛も、腋臭の匂いも、腋の下の汗染みも、全てが学生たちの前にさらけ出されていた。しかも、そのことを彼らに次々と指摘され、久美子はあまりの羞恥に耐え切れず、腕を下ろしてしまった。
 三人も息を弾ませながら顔を離す。


 三人とも完全に勃起して、ズボンを大きく膨らませていたが、特に隠そうとはしなかった。久美子も、見て見ぬ振りをしている。
「いやー、先生、素晴らしい。こんなに濃い腋毛を伸ばしたままにしているとは、女性の鑑ですね」
 孝一が賞賛した。
「でも先生、見られるのが恥ずかしいんなら、なんで剃らないんですか?」
 吉博がそう尋ねた。
「それは……」
 久美子は少し言葉を詰まらせ、答える。
「……いろいろ、忙しいから……」
 だが、見られることを恥じらいながら、その上、半袖のブラウスを着るというのに、忙しいという理由だけで腋毛を剃らないというのも変だ。
 何か事情があるのかは、わからない。とりあえず、深く追及するのは別の機会に譲ることにした。
「そうなんですか……。でも、これからも剃らないで下さいよ。授業も剃らずにやって下さい」
 孝一が要望した。伸司も言う。
「そうですよ。先生、この間の授業のとき、髪を触るたびに腋毛が見えてましたよ。俺、先生の腋毛を見てメロメロになっちゃって、あの後はもう、大変だったんですから」
「!! ……」
 久美子は絶句した。
 伸司のいう「大変だった」とは、恐らく勃起が収まらなかったとか、挙句の果ては自慰をしまくったということだろう。それも、目に焼き付けた久美子の腋毛をオカズにしたに違いない。
 久美子は顔を一層紅潮させ、羞恥に満ちた表情で視線を床に落とした。


「ところで、脚のほうも、近くでよく見ていいですか?」
 吉博が言った。伸司とともに、脚フェチだった。
「え、脚?」
「はい。先生の脚、すごくきれいなんで、お願いします」
 久美子は、ほぼ無毛の脚は別に恥ずかしくないのだろう、今度は拒まなかった。
 吉博と伸司は久美子のそばで床に膝をつき、彼女の脚を目で舐めまわす。
 孝一もしゃがんで、珍しそうに見ている。
 伸司が言う。
「先生、脚のほうはスベスベなんですね」
「うん。こっちはほとんど生えないの。どうしてだろうね」
「ホルモンのバランスとか、色々あるんでしょうね。……それにしても、この膝からふくらはぎまでのスムーズな線がいいなあ……」
 吉博は、そう言って感嘆した。なかなかマニアックだ。
 だが、それだけでは終わらなかった。伸司が要求をエスカレートさせる。
「先生、膝から上も見せてもらえます?」
「膝から上も? う~ん……少しだけなら……」
 久美子は、せいぜいスカートを少し持ち上げて見せる程度だろうと、高をくくっていた。しかし、三人の目的はそんな生易しいものではなかった。
「じゃ、ちょっと待って下さい……」
 伸司は立ち上がって、自分のカバンの中から何かを取り出した。そして、それを久美子に手渡しながら言った。
「これ、履いてみてもらえませんか?」
「これは? ……」
 それはホットパンツだった。デニム地で、色は薄いブルーだ。裾は、ほとんどないと言っていいくらい短かった。股布の幅など、5センチほどしかなかった。
 言うまでもなく、それを履くと太腿の付け根まで露出することになる。久美子の太腿も撮りたいがために用意したものだ。
「えーっ、こんなの履くの~?」
「お願いします。きっと似合いますよ」
「こんなの履いたら、私……」
 久美子は戸惑った顔をした。
 だが、二三のやり取りを経て、結局、久美子は彼らの熱意に押し切られる。彼女は「履き替えてくるから」と言って、隣の寝室に消えた。



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第4章  腋毛露出
 寝室に入った久美子は、ハアァ、と切なげな溜め息を漏らした。
(ああぁ、もうだめ……)
 スカートの上から、手で恥丘をぐっと押さえた。
 学生たちの前では平静を装っていたが、既に欲情していた。体は熱く火照り、股間の女貝はムズムズと疼きながら、ヨダレに濡れていた。
 久美子が、腋毛を撮りたいという学生たちの要求に戸惑っていたのは、恥じらいから来る本心であることは確かだった。
 だが、それと同時に、久美子には性的に恥ずかしい目に合うことで興奮してしまうという傾向があった。
 欲望を剥き出しにした男たちの視線の前に、自分の最も恥ずかしい体毛である腋毛をさらけ出すという状況や、あからさまに自分の体臭を嗅ぐ彼らの息づかいに、彼女の中のケモノが大きく反応した。
 それに加えて、自分に向けられた三本もの勃起の膨らみを目の当たりにしてしまっては、体の芯からこみ上げる欲情を抑えるのは、もはや限界だった。
 あまりの興奮に息が弾みそうになるのを、なんとかこらえていた。物欲しそうに息をハアハアいわせて、高まった性欲を悟られるのが恥ずかしかったからだ。


(ああぁ、ついに、男の子に腋の下の毛を見られちゃった……。私の腋の下の毛、いっぱい生えてるのに……真っ黒なのに……あんなにじっと見られるなんて、恥ずかしいよ……。あの子たち、あんなにアレを大きくして……。きっと、私の腋の下の毛が写ってる写真で……オナニーする気だったのね……。そんなのいや……私の恥ずかしい写真で、オナニーなんかしないで……。ああ、でも……でも……もし本当にそんなことされたら、私まで……変になりそう……)
 もうとっくに変になっている。
 いずにせよ、久美子の興奮は高まる一方だった。そして、ブラウスの腋の下にできた汗染みは、更に大きく広がっていた。腋の下にあるアポクリン腺という汗腺は、性的興奮によっても活発に働くためだ。
 久美子は少し腕を開き、ブラウスの袖を引っ張って汗染みを見た。
(ブラウスの腋の下も、汗で濡れてるのに、見られちゃった……。うわ、ビショビショじゃない……。あの子たち、こんなのも好きなのね。……腋臭の匂いまでクンクンされちゃったし……恥ずかしい……。ああぁだめ、私まで感じてきちゃうよ……)


 久美子は、過去に二度、腋毛や陰毛が濃いことが原因で男に棄てられるという経験を持っていた。剃っていても、剃り跡のチクチクする感触がイヤだ、などと言われていた。
 そのため、最近では久美子は、自然のままの自分を受け入れてくれる男のみを、つき合うための条件としていた。彼女の濃い体毛に幻滅するような男は、もうこりごりだった。もちろん、腋臭についても同じだ。できれば、それを好む男を見つけたかった。
 恥を忍んで腋毛を処理しないでいるのも、腋臭の匂いをそのままにしているのも、それを承知の上で彼女を愛せる男を得るためだ。
 そんな男が世の中には居るということ、特に腋毛好きの男が意外と多いことを、久美子はネットの情報で知っていた。腋毛サイトに書き込まれる腋毛フェチの熱い言葉の数々を読むにつれ、彼女は、彼らとの出会いを渇望するようになっていた。
 とはいえ、この先、つき合うことになる男が久美子の濃い腋毛まで許せる者だとは限らない。
 なので、もし気になる男が現れ、彼も久美子に好感を持っているようなら、自分の気持ちが完全に相手に傾いてしまわないうちに、それとなく腋毛を露わにして相手の反応を探ることも必要かもしれない、と彼女は思っていた。


 それは強烈な恥ずかしさを伴うものではある。だが、もしそれで相手との関係が進展しなくなるなら諦めもつきやすい。逆に相手が積極的になるなら儲けものだ。
 もし後者であれば、その相手とのセックスは、自分のコンプレックスを拒絶されることなく、全てを愛されながら行なわれるものになるだろう。それは最高の快楽に違いなかった。
 しかも、単なるコンプレックスというより、久美子にとって最も恥ずかしさを掻き立てられる腋毛や腋臭を愛でられるとなれば、なおさらだ。
 もし、そんなことをしてくれる男にめぐり合ったら……。
 相手の男に腕を掴まれ、激しく抵抗しながらも、腋の下を無理矢理大きく開かされる。そして、そこに生い茂った男のような剛毛の濃さと腋臭の匂いの強さを指摘される。
 この上なく強烈な羞恥のなか、腋毛も腋臭の汗も、視線と舌で舐めしゃぶられつつ、ぬかるんだ蜜壷を逞しい剛直で何度も抉りぬかれ、歓びの悲鳴を上げながら悶え狂う……。
 久美子はそんなセックスに憧れていた。そして、たびたび、そんな情景を想像しては、人知れず淫靡な欲望を膨らませ、女貝を疼かせ濡らすのだった。
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 久美子は真面目そうな見かけによらず、人一倍、性の欲求が盛んだった。毎晩、女性向けのエロ雑誌やネットのエロサイトを見て劣情を刺激しながら、みずからの体を激しく慰め、一人で性の営みに耽るのが日課だった。
 一方、表向きの真面目で知的なイメージは、久美子の「売り」だった。なので、その裏に潜む淫らな本性は、たとえセックスをする間柄の男に対しても知られたくないことだった。
 とはいえ、そんな久美子が「最高の快楽」を味わうのを諦められるはずはなかった。それを実現するためなら、一時の恥ずかしさは覚悟していたし、相手は自分が教えている学生でも構わなかった。
 もっとも、さきほど、三人の学生が久美子の彼氏になりたいと申し出たのに対して、彼女は色よい返事をしなかった。
 それは、その直前に久美子は「(彼氏を)募集中」と言ったのだが、久美子にとっての彼氏とは、何よりセックスの相手にほかならず、その上、目の前の三人を念頭に置いていたので、話しながら顔を恥じらいに染めてしまった。そのため、真面目なイメージを崩したくない彼女は、そんな猥褻な下心を抱いているのを悟られたのではないかと心配になり、申し出にはあまり軽くOKできなかったからだ。


 話を戻すと、久美子は教え子の学生を含めて、性の相手を探していたところ、よく授業の後に質問に来る学生たち、特にあの三人が自分を好色な目で見ていることに、すぐに感づいた。
 久美子も淫らな期待を一気に膨らませた。すぐにピルも飲み始めた。三人とも、特に美男子というわけではなかったが、久美子にとっては許容範囲内だった。
 だが、学生たちは久美子にアプローチすることはなかった。講師と学生という立場上、一線を越える勇気がないのか、それとも真面目そうな久美子のイメージから、彼女と性的なかかわりを持つことを諦めているのかは、分からなかった。
 何も起こらないまま、3週間、4週間が過ぎていった。胸元の開いた服を着て授業をしたこともあったが、やはり変化はなかった。腋毛フェチには、そんなものは通用しないのだ。
 それは、久美子には生殺しのような仕打ちだった。火を点けられながら満たされない性欲に、彼女は気が狂いそうだった。
 久美子は、思い切って彼らの前でみずからの腋毛を露出し、誘惑することにした。もう、背に腹は換えられなかった。腋毛のほかに、露出できる部分はなかった。
 そして、腋毛好きな男が多いという、ネットの情報に賭けるしか、道はなかった。
 万一、彼らが久美子の腋毛を見て幻滅するようなら、残念だが最初から性の相手として対象外だった。


 とは言っても、ノースリーブを着て授業に出る勇気はなかった。
 久美子の腋毛は、腕を下ろしていても前方に向かって大量にはみ出すほど長く、豊かだ。あの三人以外の、関係ない学生たちの前で、腋毛をノースリーブから黒々とはみ出させたままにしていることなど、恥ずかしくてできそうになかった。授業のあと、学生たちに囲まれての質問のときは、なおさらだ。ましてや、そんな服装で腕を開き、腋毛を見せつけるなど論外だった。
 肩が隠れる程度のフレンチスリーブでもだめだった。何かの拍子に少しでも腕を開くと、やはり未処理の濃い草むらが見えてしまう。電車の吊り革にも掴まれない。
 色々考えた結果、半袖のブラウスを選んだ。ただし、普通のものより袖が短めで、袖口が広く開いたタイプのものだった。これなら腕を少し開いただけでは腋毛は見えないが、腕を水平あたりまで上げると、少々離れた場所からでも見える。
 久美子はそれを着て、授業中、学生たちがテキストに目を落としているときに腋毛を露出することにした。腋毛に興味を持つ者なら、そんな状況でも目ざとく見つけるだろうからだ。


 久美子はそれを決行した。新品の半袖ブラウスを着て授業に臨んだ。だが、いざ授業が始まってみると、なかなか腕を上げる勇気は出なかった。
 今まで、自分から進んで人に腋毛を見せたことなど一度もなかった。ましてや、何十人もの学生の前では、勇気が出ないのも当然だった。授業を進めながら、もう少し経ったら、もう少し経ったらと、先延ばしをし続けた。
 そのまま1時間経っても、まだ迷っていた。腋毛を見せても学生たちがアプローチをかけてくる保証はない。しかし、見せなければ状況が動く可能性はない……。頭の中で葛藤を繰り返した。
 ようやく決心がついたのは、授業が終わる20分前だった。
 学生の一人にテキストを音読させながら、そしてほかの学生たちが下を向いているのを見計らって、崖から飛び降りるような気持ちで腕を開いた。
 心臓が早鐘のように鼓動を速めた。ぎこちない手つきで、髪を触ったり、かき上げるそぶりをした。だが腕を開くのは、授業が終わるまでの間、5、6回が精一杯だった。


 何度目かに右腕を上げたとき、視界の右隅の方で学生の一人が顔を上げ、こちらを向いたように見えた。視線を向けて確かめる勇気はなかったが、たしか三人組の一人、長峰伸司だった。
 彼が自分の真っ黒な腋毛に気がついたかもしれないと思うと、猛烈な恥ずかしさで体がカーッと熱くなった。
 腕を開き、髪を触りながら、気持ちは揺れ動いた。
(ああだめ……きっと見られてる……。私、女なのに……いっぱい生えてるのに……。見ないで……見ちゃいや……。ああぁ、でも、見て……。ああやっぱりいや、見ないで……恥ずかしいよ……)
 互いに矛盾する気持ちが、交互に心を占めた。
 顔が真っ赤に染まっているのが自分でも分かった。だが、この羞恥を通過しなければ、快楽には手が届かない。


 緊張のあまり、開いた腕が震え、腋毛の根元から大量の汗が噴き出した。
 既に濡れていたブラウスの腋の下は、一層、しとどに濡れそぼった。汗染みは、乳房の側面や二の腕の前面まで大きく拡がった。
 教室は、美人講師の甘い腋臭の芳香で満たされた。
 授業のあとの質問タイムで、学生たちは、美人講師の腋の下にできた大きな汗染みに視線を投げかけた。ある者はチラチラと遠慮がちに、またある者は、例によって好色な目で容赦なく。
 そればかりか、後者の学生、特に深沢孝一や戸田吉博は、それとなく鼻を鳴らしてその場に漂う匂いを嗅ぎ、うっとりとした表情を浮かべていた。久美子の腋臭を嗅いでいるのは明らかだった。
 まるで嵐のような恥ずかしさだった。久美子は必死でそれに耐えながら、三人組か、ほかの誰かが彼女に食いついて来るのを願った。






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第5章  腋毛舐め自慰(1)  
授業中に学生たちの前で腋毛を露わにするという、この上なく恥ずかしい振る舞いをしたその日。久美子は帰宅するやいなや、ベッドに倒れ込み、燃え上るような自慰に耽った。
 授業のあとの質問タイムで、学生たちに腋の下の汗染みを好色な目で見られ、体臭を嗅がれたせいだった。自分の体の恥ずかしい部分が男に性的関心を持たれたことが、久美子を発情させずには、おかなかったのだ。
 もちろん、授業中は腋毛も見られたかもしれない。特に、久美子の腋毛を見た可能性が高い長峰伸司は、授業のあとも机に突っ伏していた。あれは、もしや勃起してしまったために椅子から立てなくなったのでは……。
 そう思うと、もう堪らなかった。久美子はベッドのヘッドボードぎわに枕を置き、そこに浅くもたれると、体のあちこちを愛撫しつつ、全ての衣服を脱いでいった。
「ハアァ、ハアァ、もうだめ……。ああぁぁ、我慢できない、まだ昼間なのに、オナニーしちゃうよ、ハアァ、ハアァ……」
 久美子は、女の我慢汁でグッチョリと濡れそぼったパンティを下げ、足から抜くと、両ヒザを立て、左右に倒した。あられもないガニ股の格好だ。
 露わになった股間は、雄雄しいほどに黒く豊かな、縮れ毛の茂みをたくわえていた。そして、それに囲まれて、左右に口を開いた肉の花びらと、その内側でグチャグチャに濡れ光る赤い貝肉の剥き身が、露呈していた。


 ベッドの足元側のそばには、姿見が置かれていた。それは、久美子が一人で欲情を鎮めるときに使うものだった。つまり、人には絶対に見られたくない自慰に耽る姿、開け広げた生殖器を激しく慰め、快感に濡れ悶える恥ずかしい姿をみずからに見せつけ、ますます性の興奮を高めるために。
 今もそこに久美子の痴態が映っている。姿見の前で、裸で下品に股を開き、もの欲しそうに濡れそぼった毛深い彼女自身をさらけ出す美人講師……。
 そんな自分の破廉恥な姿に、久美子の膣穴は勝手に開閉し、手で触れてもいないのに、クチュ、と音をたてた。それを耳にして、彼女は息を弾ませる。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、私のスケベなオマ(@)コ、なんていやらしい音、出すの? ハアッ、ハアッ、今慰めてあげるね……」
 久美子は秘貝に指を滑り込ませ、淫らな蜜にぬかるむ膣前庭と淫核を撫で回した。
「ああぁ、あはあぁ、はううっ……あっあっ、ふんっ、ふふんっ、あはぁ気持ちいいっ、ハアッ、ハアッ、ん、……んぐっ……んはあっ、ああんっ」
 クチュ……ヌチ……チョク……ムチュ……。
 まさぐられる濡れ肉も、「気持ちいい」とでも言いたげに淫靡な音を発した。


 久美子は自慰の快感に浸りながら、授業中のことを思い返した。
(長峰くん……さっき、やっぱり私の腋の下の毛を見て、勃起しちゃったの? ……もしかして、いまごろ、私の腋の下の毛を思い出しながら……オナニーしてるの? ……も、もしかしたら、私とセックスするところを想像しながら、オ●ンチンを激しく扱いて、精子もいっぱい出してるの? ……ああんっ、私をオカズにそんな……はあぁぁ、私まで感じちゃうよぉ、ああっ、ああああっ……)
 久美子は興奮を昂ぶらせ、手の動きを早めた。
 そうやってひとしきり淫部を責めると、久美子は手を止めた。指を濡らすメス汁を舌でしゃぶり取ると、上目づかいで鏡を見やりつつ両腕を上げ、頭の後ろに手を当てた。
 鏡の中の自分が、両の腋毛を丸出しにした。まるで男のように黒々と逞しく生い茂るみずからの腋毛。久美子は、心の中で教え子をベッドの上に座らせ、問いかける。
(長峰くん……私の腋の下の毛、どうだった? ……いやらしかった? ……長峰くんのオナニーするとこ、見せて……) 
 妄想の中の長峰は、久美子の腋毛に視線を浴びせつつ、あぐらをかいた姿勢で剛直を扱きながら答える。
「ハアッハアッ、相原先生の腋毛、めっちゃエロい……。あはあぁ、そんなにボーボーに生えてるなんて、俺もうたまんないよ、ハアッハアッ」
(ああぁ、そんなに見ないで……。私の腋の下の毛、こんなにいっぱい生えてるの……。女なのに、まるで男の子みたい……。恥ずかしいよ……)
 実際には誰も見ていないのに、久美子の表情は恥じらいに歪んだ。体はカーッと熱くなり、腋の下から汗のしずくが一筋、二筋と流れ落ちた。その感触に、彼女は思わず体を震わせる。
「あっあん……あぁんっ……」
 長峰もそれに反応する。
「ああぁっ、先生、腋汗もやらしいっ、超興奮するっ、ハアッハアッ、先生の腋毛、しゃぶりたいよ、ハアッハアッ、先生とセックスしたいよ、先生の中でイキたいよ、ハアッハアッハアッハアッ、ああっもうイクッ、先生の腋毛でイクッ、あっあっあっあっイクッ!! あはぁっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ、んふぅっ、ああぁっ」
 白液を激しく噴き上げる教え子。久美子の体に、それがかかる。
(あ、長峰くん射精してる、あっあっ、かかっちゃった、あぁすごい、まだ飛んでくる……。ああぁ、いっぱい精子出たね。私、ベトベトになっちゃった……。そんなに興奮してくれたの? ……クンクンクン、あああぁ、いい匂い……精子の匂い……。ペロペロ、ああん、美味しいよ……)
 妄想の教え子の自慰と射精に刺激されて、久美子の右手は淫部に戻った。部屋の中に、再び美人講師の卑猥な汁音と濡れ声が満ちた。
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 自分の腋毛や腋臭の匂いで男が欲情したのかと思うと、なぜか久美子自身もそれらに興奮を覚え始めていた。
 久美子は左の腋の下に顔を寄せると、みずからの体臭を嗅ぎ、舌を伸ばして黒い茂みと汗を舐めた。
(ああぁ、私の腋臭の匂い……私の腋の下の毛……。これで男の子がソソられたの? ……たしかに、なんだかエッチな匂い……。オマ(@)コの毛みたいに、縮れた毛……。こんな毛が、私の腋の下にいっぱい生えてるなんて、いやらしい……。はあぁん、私も感じる……)
 それは、自分の体に新たな性的魅力を発見した瞬間だった。久美子はもともと、自分の女貝の形には性的興奮を覚えていて、よく鏡でそれを見ながら自慰に耽っていたのだが、そこに、新たに体臭と腋毛が加わったのだ。
 久美子が発見したものは、もう一つあった。腋の下の性感が、舌の責めに反応したのだ。
(はあぁぁ、それに、腋の下って、気持ちいい……。ああぁ、こんなとこが感じるなんて……。ああん、だめぇ、感じるよぉ、はううっ、あああっ……)
 久美子の舌は喜び勇んで腋毛に絡み、躍動した。
「あっ、あっ、あん、あはあぁ、あううっ……」
 腋毛を責める舌の動きに連動して、久美子の体はビクン、ビクンと快感に震えた。
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 久美子は左右の腋毛を交互に舐めながら、反対の手で濡れそぼる貝肉を、そして蜜壷の入り口を責めた。部屋の外まで聞こえんばかりに、ふしだらな声を放った。
「ああっ、いやあっ、オ、オマ(@)コ気持ちいいっ、あはあっ、あっ、あああんっ」
 秘貝はおびただしい女蜜を溢れさせ、ニチョリ、ヌチュリ、クッチャ、と猥褻な汁音をたてた。
 姿見の中には、みずからの腋毛や体臭に昂ぶりながら、ガニ股で濡れ貝をまさぐる自分。久美子は、そんなはしたない自分にいっそう激しく淫れ狂う……。それは、まさしく変態の姿だった。
 久美子の変態行為は止まらなかった。彼女は、脱いだブラウスを手に取った。腋の下の部分が汗でベットリと濡れそぼり、腋臭の野性的な匂いを放っている。帰宅するまで発情しっぱなしで、腋汗も溢れる一方だったからだ。
(ああん、私のブラウス、腋の下が汗でグッチョグチョ……。こんなに濡れてるのに、みんなにエッチな目で見られちゃった……。深沢くんたち、女の子の腋汗が好きなの? ……私がブラウスを腋汗でグチョグチョに濡らしてるのを見て、興奮したの? はあん、そんな、だめぇ、私まで興奮しちゃうよぉ……)
 久美子は、ブラウスの濡れた腋の下に鼻と口元を当てると、鼻息を鳴らしてみずからの体臭を吸い込み、舌を這わせて汗を舐めた。
 「クンクンクン、アハアァァァ、スウウゥゥゥ、ハアアァァ、クンクンクンクン、アハアアァァァァ……(あああぁ、私の腋の下の汗……エッチな匂い……あううっ、ああぁぁ、か、感じる……自分の匂いなのに……。やあん、こんなことするなんて、私、変態になっちゃったよぉ>o<;)」
 本人もちゃんと自覚しているようだ。


 久美子はぬかるむ淫部を指でまさぐりながら、再び腕を開き、自身の腋毛と腋汗を舐めた。
(もし、長峰くんたちとセックスすることになったら、きっと腋の下の毛を舐められちゃうのね……。腋臭の匂いも直接、鼻をくっつけて嗅がれちゃうのね……。そんなの、恥ずかしすぎる……)
 まだ学生たちとセックスができると決まった訳ではなかったが、淫乱な久美子は猥褻な妄想が膨らむのを抑えられなかった。
 ……妄想の中で、久美子は毛深い裸体をベッドに横たえ、みずからの生殖器を歓ばせていた。
 ベッドの上には、女性向けのエロ雑誌やエロ漫画が散らばり、サイドテーブルに置かれたパソコンからは、エロ動画が流れていた。もちろん、久美子の下品で恥ずかしい自慰の姿を映し出す姿見もあった。
 それらを困惑したような顔で代わる代わる見て興奮しながら、激しく濡れ音をたて、淫声を放つ久美子。
 と、ドアが突然開き、何者かが乱入してきた。目を向けると、それは長峰と戸田と深沢だった。性の快感に没入していた久美子は、何が起こったのか分からず、一瞬固まった。
「えっ、あ、あ、……」
 エロ雑誌を開いて左手に持ち、股を全開にして、右手の指二本を濡れ壷に深く突っ込んだままだった。太腿も、飛び散った潮で濡れていた。
「おおっ、相原先生、やっぱりオナニーしてたんですね。いやらしい声が外まで聞こえてましたよ」
「玄関の鍵も開いてたし、無用心ですねえ」
 戸田と深沢が言った。
「あ、あの、こ、これは、違うの……」
 狼狽する久美子。あわてて膣穴から指を引き抜き、淫部を手で隠した。エロ雑誌も乳房の上に伏せた。長峰がニヤニヤしながら問う。
「何が違うんですか?」
「あ、あ、あの……」
 誤魔化そうと思ったが、誤魔化しようがなかった。頭の中が真っ白だった。戸田が言う。
「責任取ってもらいますからね。……ああぁ、エロい匂いがプンプンする。先生の腋臭とマン汁の匂いだ……」
 三人は、久美子のベッドに近づいてきた。
「いっ、いやああっ!!」
 久美子はドアの反対側を向き、体を丸め、布団をかぶった。非常事態だ。


(あああぁっ、オナニーしてるとこ、見られちゃった。恥ずかしいっ……。もう生きていけないよ……。責任取るって何? 犯されるの……?)
 目の前が真っ暗になった。
 三人は服を脱ぎ捨て、久美子の布団を剥ぎ取った。
「ああっ、いっいやっ、いやあっ」
 再び露わになる美人講師の裸体。彼女は手で乳房と淫部を隠すが、開いたままのエロ雑誌とエロ漫画は見つかってしまう。
「おおぉ、先生、こんな本をオカズにしてるんですか?」
「動画も、すっごいハードじゃん」
「こんなところに鏡があるってことは、オナニー用の鏡ですね」
「いやあぁぁ、出てって、お願い……」
 三人は久美子を仰向けにさせた。フルにそそり立った教え子たちの剛棒に、彼女の視線は吸い寄せられる。非常事態だというのに、蜜壷は勝手に収縮し、ヨダレを溢れさせた。
 三人は久美子の両脚を掴み、まんぐり返す。自慰の証拠の白液にまみれた黒いジャングルと女貝、それに尻穴が、あからさまになった。尻穴の周りの豊かな尻毛も見られてしまう。
「うおおお、グッチョグチョだ」
「こんなになるまでオナニーしてたとは。先生、やらしいなー」 
「マン毛もボーボーだ。クンクンクン、あああぁ、すっげえエロい匂い」
「いっ、いやああぁぁぁ……」
 久美子は抵抗しようと、もがいた。だが、三人の指が、舌が、久美子の興奮した部分を蹂躙した。開いた尻穴の中も掻き回される。
「あああっ、やあぁっ、ああんっ、あはあぁっ、ああんあんあんっ」
 非常事態なのに、歓びに淫れ、仰け反る久美子。
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 三人は続いて、久美子の腕を掴んで開かせようとした。
「ハアッ、ハアッ、先生、腋の下はどうなってるの? よく見せて……」
 だが、もちろん久美子はそれには従えない。
「あっあっ、いやっ、やめて、わ、私、腋の下の毛、処理してないの、あああっ、だめぇ、み、見えちゃうよ、あううっ」
 久美子は腕を固く閉じ、両手首を胸の前でクロスさせて抵抗した。だが力で勝る学生たちは、彼女の両腕を無理やり大きく開かせた。
「あっあっ、そんな、いっ、いやあっ!! あああんっ!!」
 学生たちの目の前に、久美子の腋の下の縮れた密林がさらけ出された。
「おおおお、すっげえ……。先生、腋毛がボーボーに生えまくってる……」
「あううぅっ、だめぇっ、は、恥ずかしいっ、いやあぁぁぁぁ……(ああやめて、腋の下の毛、そんなに見ないで……。はあぁぁ、私、真っ黒なのに……見られてる……。あぁだめぇ、だめだよぉ……だめだよぉ……)」
 腋の下を全開にされ、黒い茂みを丸出しにしたまま、体をくねらせ、首を左右に振って恥らう久美子。
 だが学生たちは、ただ見るだけでは済まさない。久美子の両方の腋毛を撫で、つまみ、鼻と舌をこすりつけた。彼女の剛毛の感触を楽しみ、腋臭の匂いを深々と吸い込み、腋汗の味を貪った。
「あっあっ、やあんっ、あはああっ、ああんっ」
 目を固く閉じ、右に左に体をよじって教え子の辱しめに耐えつつも、久美子は強烈に興奮し、メス汁を溢れさせる。
(腋の下の毛、いじらないで……。ああぁ、腋臭の匂いも、クンクン嗅がれてる、恥ずかしい……。ああんっ、舐めちゃいやあっ、あはあっ、あああっ、はあんっ、腋の下の毛に、そんなことされたら、感じるよぉっ、あううぅっ……)
 ……久美子は、羞恥の妄想に思いっ切り心を遊ばせながら、左右の腋毛に代わる代わる舌を這わせ、むせぶ女貝を自ら慰めた。
 中指と薬指を連ねて濡れ壷に挿し入れ、柔襞をまさぐると、下品な音が奏でられた。
 バチョ、ジュプ、コリュ、ズチョル、グッチャ……。
 みずからの発する汁音のいやらしさに昂りながら、腹側の膣壁にある性感のスポットを指の先で何度もしゃくる。
 チョクッチョクッチョクッチョクッ……。
「あっああんっ!! あはあっ!! あううっ!! あああっ!! き、き、気持ちいいっ!! ハアッハアッ、オ、オナニー気持ちいいよおっ!!」
 炸裂するような快感に、悦楽の悲鳴を上げ、仰け反る久美子。彼女の淫らな貝もピューッと潮を吹いて歓び、女の粘液を膣穴からドロリ、ドロリと吐き出した。
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 数分後。久美子は、両脚をM字型に大きく開いた姿勢でラストスパートをかけた。
指で濡れ壷の内壁を激しく責めたて、淫らな音を響かせる。
 ピチャピチャピチャピチャピチャ、ジュプ、グッチョ、ヌチュ、グチャグチャグチャグチャグチャグチャ……。
「ああっあっ、イッイッ、イッちゃうっ、イッちゃうよおっ」
 鏡に映るのは、みずからの腋毛を舐めながら、体の中をまさぐり快感を貪る変態の自分。それをオカズに、久美子は昇り詰めていく。
「ハアッハアッ、私の腋の毛、こんなにボーボーに、生えてるなんて、あううっ、い、いやらしいっ、あああっ、お、男の子も、私の腋の毛を見たら、興奮して、勃起して、オナニーするのね、ああんっ、そんな、嬉しいよぉっ、ハアッハアッ、私も、自分の腋の毛を、舐めながら、オナニーしてイッちゃうっ、自分の腋臭の匂いで、イッちゃうよおっ、あああっ、いやあっ、こんなの、恥ずかしいっ、ハアッハアッ、私って、なんて変態なのっ!? ああっ、だめっ、だめイクッ、いやああっ、イクイクッ、イクッ!! あぁぁぁぁっ、ああんっ!! あああっ!! あああっ!! あああっ!!」
 久美子はみずからの体臭に酔いつつ、腰を振り、潮を放ち、激しいオーガズムに身を任せた。
「あああっ、あああっ、ああっ、ハアッ、ああっ、ああっ、んっああっ、あはあっ、ああっ、あんっ、ああっ」
 みずからの奥深く挿入した指に、膣肉の規則的な締め付けを感じながら、裸体を何度も波打たせる久美子……。





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